プランターの朝顔、上にばかり伸びて全然花を咲かせない。夏も過ぎ、今年は咲かなかったなとあきらめて、始末しようと根っこのところで茎を切った。
支柱に絡んだツルや葉っぱは、すぐに萎れてきた。数日後、片付けてゴミ袋に入れようと思っていたら、なんと！支柱の上のほうに花が咲いているではないか。根っこからの水分、養分が断たれたのに、どういう仕組みなのだろうか。不思議である。咲いた青い花を見ていると、「意志」のようなものを感じて感動した。茎を切ってごめんね。
花といえば、タマスダレがいっせいに花をつけている。
うちから駅までの途中、３〜４ヵ所でタマスダレの白い花を見た。季節の自然は確実に移っていく。もう９月も終わりか。
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今日こそは地球のカラを破るぞと県庁前の噴水は元気 松田わこ（永井選）
楽しみで何度ものぞくれいぞうこ味見も大切ゼリーの実験 室 文子（馬場、佐佐木選）
文子ちゃんの歌には笑ってしまう。
朝日歌壇に入選することがいかに難しいかについては以前書いたが、それを詠んだ一首。
入選はほど遠けれど命には影響はなしけふも楽しき （東京都）大村森美
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東スポ２５日にこんな記事が。
野田政権「３億円サギ被害」疑惑
野田佳彦首相（５５）の圧倒的勝利に終わった民主党代表選の裏で、野田政権がとんでもない“詐欺”被害に遭った疑惑が急浮上した。支持率低迷にあえぐ野田首相は、代表戦圧勝↓北朝鮮訪問で人気回復をもくろんでいたという。ところが、現職の与党議員は「あれは失敗しました」と本紙に証言。北朝鮮とのパイプ役を期待したブローカーに、なんと官房機密費を３億円も取られてしまったというのだ。
「訪朝してから解散というプランもあったけど、現段階では失敗している。だまされたんだよ。（パイプ役となるはずの人物に）億単位で出したって。少なくとも３億円。本当にバカだよね。これ官房機密費だよ」
現職の与党議員がこう暴露した。民主党政権ができて以降、内閣支持率が低迷するたびに首相の訪朝プランが幾度となく浮上したが、実現しなかった。野田政権下でも訪朝して拉致問題を進展させ、人気が回復したところで解散というプランは根強くささやかれてきた。
前出の議員は「完全に訪朝がなくなったわけではないが、今のところはない。（別ルートで）年内にまとまるかどうか。それにしてもだまされるのはバカだよねえ」とバカと繰り返した。
外交ブローカーに３億円を使ってしまったのは問題なのかどうか。政府関係者は「だまされたのかどうか具体的なことは分かりませんが、事実だとしても、機密費は外交を含め情報収集に使うものなので、ある程度は仕方のないことです。そもそも３億円で北朝鮮と交渉の窓口ができるなら、安いとすら感じます」と指摘する。・・・(以下略)
これまでも、日本の政治家がおかしな仲介者に騙されたことがあった。
自民党総裁に選ばれた安倍晋三氏は、かつて、週刊誌（週刊現代０６年１０月）に「媚朝外交」として叩かれた。
拉致問題の解決を仲介するという韓国人「朴在斗＝パクジェドゥ」を信頼して、政策秘書を北京に送るなどさまざまな動きをしたのだが、朴は詐欺師だったのだ。
私は、この朴が週刊誌ネタになる前、何度か食事をして話したことがある。話術が巧みで、壮大な事業がすぐに実現するかのように話す。人心掌握術が実に上手だった。あとで、安倍氏を騙したことを知って、さもありなんと思った。
朴は、安倍氏が北朝鮮の高級幹部の一人に宛てた親書を私の前に広げたことがあった。親書が本物だったかどうかは分からないが、しきりに安倍氏との関係が深いことを語っていた。
日本政府は北朝鮮とのパイプを作らなくてはと焦っている。パイプを持つのは大事だが、この世界に跋扈する魑魅魍魎に騙されることのないように。
