天浜線には高倉健が似合う

takase222012-02-28

何人かから、私も「わかめサポーター」をやりたいという声をいただいた。
ありがとうございます。
メールで住所、名前、何口と知らせるとすぐに連絡が来て、きょうお金を振り込んできた。わかめは5月に届くという。楽しみだ。
ついでにWFF(ウーマンスフォーラム魚)への被災地支援募金も振り込む。少額だがちびちびと募金を続けることに意味があると思っている。そのたびに被災地へ思いをはせるのが習慣になって忘れないのだ。
・・・・・・
わこちゃんは、インフルエンザだったのか。
きのうからインフルエンザの妹は喋らない「ママ」の他には何も  松田梨子
目を開けてねえちゃんのソナタ聞いているインフルエンザの布団の奥で 松田わこ
今週も姉妹そろって入選。
私は、単純に「かわいいな」と姉妹の歌を楽しんでいるだけなのだが、ここまでコンスタントに選ばれるとなると、どういうことなのか考えてしまう。
やはり、とびぬけた才能の持ち主なのか。あるいは、選者が、姉妹を育てようとして、ちょっと甘く採点しているのか。
誰が選んだか、つけておこう。今週は、佐佐木幸綱が梨子1首、わこ1首。馬場あき子が、わこ1首。
俳壇、歌壇に選ばれるのは、多くが団塊の世代だ。
サイフォンの湯気の向こうのマスターのそのまた向こうのジェームス・ディーン 大和郡山市)四方 護
マスターも還暦過ぎだろう。そのまま映像が浮かんでくる。
日本が上り坂だった時代を生きてきた世代にとって、半導体製造の世界から日本が脱落しかかっているなどという事態は「想定外」だろう。最後の砦「エルピーダ」が倒産した。
これから「想定外」がたくさん起きることは間違いない。
もっとも、本当は想定外じゃなくてわかっていたのだけれど。
このままいったら、近い将来、年金も医療も介護も立ち行かなくなるというのは、単純な計算でみんなわかっているはずなのだが、知らないふりしている。実際にそれが起きたら、やはり「想定外」と驚くんだろうな。
大変な時代になりそうだな。
でも、大丈夫。みなさん、心して生きていきましょう。
・ ・・・・・・・
おとといの日曜日、浜名湖の近くに神社を訪ねた。
写真は天竜浜名湖線の気賀駅の木造の古い改札。この線に初めて乗ったが、ひなびてレトロないい雰囲気の鉄道だ。
駅舎は昔の平屋のスタイル。ホームは木の柱や屋根をそのまま「有形文化財」として残して使っている。
この鉄道、なくならないで続いていってほしい。
旅の目的は、聖なる場所と災害との関係を調べるため。
東海地方はさすがに地震津波が多く、たくさんの神社が津波伝説を持っている。とても面白いので、おいおい書いていきたい。