忘れない拉致も震災も

takase222011-10-07

9日(日)放送の情熱大陸の編集で、家に帰れない状態が続いている。
主人公は登山ガイドの山田淳さん。本当は登山ガイドというより、日本人の7割が山歩きをするようになることを目標にする仕掛け人だ。
番組予告;登山ブームが熱を帯び、ファッショナブルな服装で山に登る若い女性達=『山ガール』という流行語まで生まれた昨今、「日本人の7割を登山人口にしたい」と目論む男がいる。灘高・東大を卒業後、世界トップクラスのコンサルティング会社マッキンゼーに入社。エリートビジネスマン街道をまっしぐら…と思いきや2年前に会社を辞めて日本初の宅配登山道具専門レンタルサービス会社を設立。(略)
 番組では、「登山界のトータルコーディネーター」を目指して次々と新たな仕掛けを考える山田に密着すると共に、卓越した分析力で初心者たちを山頂に導く山田流の「ガイド術」をお伝えする。

さて5日は、横田めぐみさんの47歳の誕生日だった。横田夫妻の心情を思うと忸怩たるものがある。
《10月5日は、拉致被害者横田めぐみさんの47回目の誕生日です。母親の早紀江さんは、川崎市の集会で「解決のためなら北朝鮮へも行く」と、こう着状態の拉致問題にいら立ちを見せました。
 横田めぐみさんの母・早紀江さん:「絶対に取り返してください。私たちは、命が終わるまで何でもいたします。北朝鮮に来なさいといわれれば喜んで参ります。撃たれても結構です、刺されても結構です」
 1977年、めぐみさんは、中学校からの帰宅途中に北朝鮮工作員に拉致されました。当時13歳だっためぐみさんが47歳になった5日、両親は川崎市の集会に出席しました。父親の滋さんは「経済制裁も必要だが、それだけでは解決しない。交渉も必要だ」と話し、早期解決のため、こう着状態の日朝交渉の再開を政府に求めました》(テレビ朝日
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/211005036.html
私たちが「めぐみさん拉致疑惑」を報じた1997年から、もう14年になる。こういう節目のニュースが流れるたび、忘れちゃいけないなと思う。
そういえば、震災被災者のことも忘れちゃいけないなと思い、きのう義捐金を振り込んできた。恥ずかしい額だが、これで4回目。一回の額は少なくても、長く続けていこう。忘れないように。
さあ、最後の本編集で、スタジオに行かなくては。今夜も徹夜だな