子どもをサマーキャンプに2

こないだ紹介したウクライナのサマーキャンプについて、一つ誤解がありました。
新学期の開始を9月1日から2ヶ月遅らせたと書いたのですが、これは誤りで、正しくは、10月1日まで1ヶ月遅らせたそうです。お詫びして訂正します。
(26日の日記は、この部分を書き換えました)
ウクライナでは、もともと夏休みは長く、例年、6月半ばで学校はおしまいになり、7月、8月がまるまる休みなので、夏休みは2ヶ月半もあったという。
事故が起きた86年は、学校は授業を5月半ばで切り上げ、新学期開始を遅らせたので、夏休み期間は、4ヶ月超におよんだという。
当時のウクライナでは、3−5−2の10年制で、ピオニールキャンプへの疎開は、この全学年に及んだそうだ。
夏休みに入る前に、早々と、ロシアなど、外国にいる親戚を頼って個人的に疎開した人もいたという。
福島だけでなく、東日本では、多くのお母さんたちが、今の状況をどう考えたらいいのか、悩んでいることが報じられている。なかには、一日窓を閉め切って、クーラーもかけないという家もあると聞く。
熱中症になる方が大きなリスクだと私は思うが、しかし、こういうお母さんを笑うのではなく、なるべく多くの人が安心できる対策を早く出すのが先だろう。
政府で、福島県以外の海岸または山で、子どもが夏をすごせるサマースクールを開くという案をぜひ検討してほしいと思う。