常岡浩介さんは生きていた

takase222010-06-17

アフガンで3月31日に行方不明になってタリバンに拉致されたとみられるジャーナリストの常岡さんの無事が確認された。とりあえずよかった。
常岡さんと電話で毎日新聞が直接に話したという。以下、今朝の毎日記事。

アフガニスタン北部で取材中のフリージャーナリスト、常岡浩介さん(40)が3月下旬に消息不明となった問題で同国の旧支配勢力タリバンのザビウラ・ムジャヒド報道官(北、中部各州担当)は「タリバンの地方組織が(常岡さんの)身柄を預かっている」と述べ、タリバンによる拉致・監禁事件であることを認めた。この組織は毎日新聞に常岡さんとの電話インタビューを認めた。常岡さんは民家の小部屋に監禁されていると明かし「健康状態はよく、けがもない」と述べた。
 通話は日本語で約30分。途中、監視役とみられる男が常岡さんに数回何かを指示するような声が聞こえた。
 常岡さんは落ち着いた口調だった。中庭のある民家の6畳程度の小部屋に監禁され、部屋の中では銃を持った男が24時間態勢で監視している。食事はナン(パンの一種)とイモのスープ1杯だけだが、「おなかを壊すこともなく、暴力を振るわれたこともない」という。
 拉致した組織はクンドゥズ州のタジキスタン国境付近を拠点にしている軍閥組織で、常岡さんは「約100人規模で、拉致事件を起こすのは初めて」との見方を示した。監禁場所は、国境付近の町イマム・サヒブの「南東方面の場所」と述べた。
 犯人側メンバーとの会話の中で「新たな解放条件として100万ドルを求めているとの話を聞いた」と語り、「応じれば再び同じ事件が繰り返される」と、いかなる要求にも応じないよう訴えた。
 常岡さんはペルシャ語を片言で話せるといい、犯人側と「意思の疎通はある程度できている」と話した。日本にいる両親に対しては「心配しないで、待っていてほしい」と語った。
 一方、拉致した組織の司令官を名乗る人物は毎日新聞の電話取材に「服役中の仲間の釈放を日本の大使館に求めたが、『権限が及ばない』と拒否された」と述べ、現金の要求に切り替える考えを示唆。タリバンのザビウラ報道官は「何を条件にするのか検討中」と話した。在アフガニスタン日本大使館は「一切ノーコメント」としている》
常岡さんは、自分への身代金を払わないよう訴えている。
正論だが、これは自分の身を危険にすることになる。なかなか言えるものではない。
2ヵ月半の幽閉にもかかわらず、しっかり自分をコントロールしているようだ。身代金ではなく彼の「人間力」で無事に出てくると信じる。