「クロッシング」の上映迫る

takase222010-04-08

血液検査を受けると「!」マークが付く項目がいくつもある。尿酸も中性脂肪コレステロールも・・・
さすがに体に気をつけなきゃと、朝一駅歩くようにしている。途中に公園がある。はらはらと桜が散ってくる。散った花びらが池の面に浮かび、上も下も桜である。

脱北者を描いた映画「クロッシング」が17日からロードショー公開される。ぜひたくさんの人に観てほしい。http://www.crossing-movie.jp/index.html
北朝鮮が舞台になる映画など、これまで日本の映画館で上映されることはなかっただろう。画期的なことだ。
コメントを二つ紹介しておく。

《「クロッシング」上映を契機に国連による脱北者保護、我が国の受入枠の拡大を期待すると共に、北朝鮮の人権問題に関心が高い人々だけでなく、、多くの方に観ていただきたい。》
横田滋、早紀江)

クロッシングは、北朝鮮の人々がこの10数年、どのように生きて死んでいったのかを、詳細に見事に描き切った。
日本に住む者が、隣人の未曾有の苦難と苦しみを知る上で、現在、最も良質な作品である。》
(石丸次郎)

私は2年前に観て、大きな感銘を受けた。自信を持って勧められる映画だとそのときブログに書いている。http://d.hatena.ne.jp/takase22/20080617
この映画を観れば、「連帯」とか「人権」とかの言葉を振り回さなくとも、北朝鮮に住む人々への深い共感が自然に湧いてくる。普通の人々がなぜ国を逃げ出さなくてはならないのか、北朝鮮民主化がどうして必要なのか、理解できるだろう。