ツイッターで拉致問題を

ツイッター拉致問題を訴える運動を「7人の会」で始める。
明日31日外国記者クラブで記者会見をする。これは有田さんが発案したもので、なるほどこれはいいと思った。拉致問題は国民的な、もっと言うと国際的な課題なのに、いまひとつ広がらない。一生懸命なのは、政治好きのおじさんやおばさんだ。それはそれでいいのだけれど、ふつうの若者や日本以外の人々にも知らせたい。
ハイチの震災支援が盛り上がっているのは、ツイッターの役割が大きいという。また、オバマの医療改革法案が、強力な保健会社など巨大資本の強力な反対キャンペーンにもかかわらず、なんとか成立したのもツイッターの功績だという。
私もツイッターというのをやらざるをえず、はじめることにした。
でも始めたはいいが、誰もフォローしてくれないので淋しい。いまは文字どおり「つぶやいている」状態。takasehitoshiでやっているので、フオローしてください。
ところで、蓮池透さんが家族会を退会した。
透さんといえば、横田滋さんが、当時ヘギョンちゃんと呼ばれためぐみさんの娘に会いたいともらしたとき、最も強硬に反対したことが印象に残っている。いわば「家族会の青年将校」だった。それが、いまなぜ変わったのかじっくり話を聞いてみたい。
最近、家族会への批判が目立つ。これは「対話路線」に舵を切れと言う議論と一緒に出てくるのだが、それとは別に、私は家族会のあり方に意見がある。
家族会というのは、誘拐事件の被害者家族であるから、思想信条は関係なく、愚直に「一刻も早くうちの息子、娘を返してください」と主張するだけでいいと思う。政治評論家ではないのだから、特定の政治・外交路線を打ち出す必要はない。
数年前、家族会はいまや日本最強のNGOになったという声もあった。また、私もこのブログで、横田早紀江さんが日本で最も影響力あるオピニオンリーダーだと書いたこともある。しかし、それがほんとうに望ましい形なのか、いま再考するときなのかもしれない。
といっても、私は対北朝鮮融和策を支持するものではない。
北朝鮮金正日体制を打倒することが拉致問題の全面解決の道だと信じている。
私は勝手連だ。家族会とも、救う会とも関係なく、拉致問題を一日も早く解決すべく運動しつづけることを宣言する。