南北首脳会談は延期

午後、南北首脳会談が延期になったとの速報。会談に予定されていた今月28〜30日が、北朝鮮からの申し入れで「洪水のため」10月2〜4日へと延期されたという。やはり北朝鮮、すんなりとはいかなかった。もちろん洪水が延期する真の理由ではないだろう。
夕方、知り合いの韓国の保守派言論人から電話。「信じられません。10月2日は『開天節』(注)ですよ。建国記念日に韓国の大統領が平壌にいるという日程に青瓦台の連中は賛成したんですよ。国家への裏切りです」。

(注)開天節(ケチョンジョル)は大韓民国の公休日で毎年10月3日にあたる。「三一節」「制憲節」「光復節」「ハングルの日」とならび、「国慶日(국경일)」と呼ばれる五つの祝日のひとつ。開天節は檀君神話に基づいた韓国の建国記念日である。檀君が紀元前2333年に即位して檀君朝鮮を建国したことを記念し、天に感謝する日とされている。もっとも「開天節」は、桓雄が紀元前2457年に白頭山の神檀樹に天下ったことを意味するという見方もある。(Wikipedia より)

ほんとうに首脳会談が開かれるかどうかも分からなくなった。韓国野党ハンナラ党の大統領公認候補を決める選挙があす行われ、あさってには李明博(イミョンバク)か朴槿恵(パククネ)かが決まる。状況がますます激しく動くなか、首脳会談延期がどうからんでくるのか。韓国政局から目が離せなくなってきた。