2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

香港の自由弾圧法がスピード可決

きょう6月30日、中国の全人代常務委員会は香港国家安全維持法を香港立法会を通さずに全会一致でスピード可決。あす7月1日に発効する見通しだ。 香港民主運動への決定的な打撃となり、これまでのような集会やデモ、さらには選挙への自由な立候補も困難になる…

脱北者支援から小池百合子の金庫番になった男

庭から道路に垂れ下がるように咲く赤い花を見かけるようになった。ノウゼンカズラ。平安時代に唐から入ってきたらしい。 写真のこれはアメリカ原産のアメリカノウゼンカズラのようだ。夏の花である。・・・・・・・・・ 小池都知事のお膝元の東京都職員が、…

小池百合子と拉致問題

もう夏至、蒸し暑い日が続く。 21日から初候「乃東枯」(なつかれくさ、かるる)。夏枯草(かごそう)=うつぼ草が黒ずんでくるころ。 26日から次候「菖蒲華」(あやめ、はなさく)。梅雨はアヤメ、カキツバタ、ハナショウブがきれいに咲く。 7月1日からが末候…

横田滋さんの逝去によせて13-「パイプを作ろう」と滋さんは言った

トランプ大統領の元側近、ジョン・ボルトン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の暴露本が注目されている。米政府が、出版差し止めを申し立てていたが、裁判所はこれを却下して出版が実現した。 (朝日新聞) ボルトン氏はブッシュ政権時代からタカ派の…

横田滋さんの逝去によせて12-「孫に会う」決断が引き寄せたストックホルム合意

連日、韓国を口汚く罵る金与正(キム・ヨジョン)。彼女に注目が集まっている。 ジン・ネットはロイヤルファミリーの取材でもいくつかスクープがある。 スイス・ベルンには、のべ7~8人の取材班を出して、3兄弟(正哲、正恩、与正)の留学時代を洗っている。…

横田滋さんの逝去によせて11-ウンギョンさん一家との3日間

おまえの破産の話がニュースになってるぞと知らされ、ネットを見ると、ほんとだ・・。 news.mynavi.jp 破産申し立てをしたのは2ヵ月近く前だったが、コロナで裁判所が動かず、だいぶ遅れて破産開始決定になった。こちらは「まな板の鯉」で、早くやってほしい…

横田滋さんの逝去によせて10-1年間の裏交渉で成功した小泉訪朝

16日午後、北朝鮮は、金正恩の実妹、金与正(党第1副部長)の予告通り、開城(ケソン)の南北共同連絡事務所を爆破した。北朝鮮は、韓国の脱北者団体による体制批判のビラ散布に強く反発し、対抗措置を取ると警告していた。 この建物は、2018年4月の『板門…

横田滋さんの逝去によせて9-蓮池さんの「北に戻らない」決断

15日、横田滋さんの自宅マンションの住民でつくる支援団体「あさがおの会」が被害者の早期帰国を求めて国会周辺で「沈黙の行進」を行った。 oita-pressより 同会代表の田島忠さん(78)ら5人が約400メートルを無言で往復。白いトルコキキョウとめぐみ…

横田滋さんの逝去によせて8-「美談」にされた拉致

「拉致問題の解決のために、何かしたいんですが」 「何かお手伝いできること、教えてください」 これまで何度、尋ねられたことか。 拉致問題ほど、国民が「何かやりたい」と思い、大衆運動の巨大な潜在エネルギーを持つテーマはないだろう。それをまざまざと…

横田滋さんの逝去によせて7-国会で初の「拉致」答弁

韓国政府が脱北者団体を刑事告発したとのニュースには驚き、また失望した。 《【ソウル時事】韓国政府は10日、北朝鮮に向けて金正恩朝鮮労働党委員長を批判するビラを大型風船で散布した脱北者団体について、南北交流協力法違反(未承認搬出)の疑いで、警…

横田滋さんの逝去によせて6-市川修一さんの赤いネクタイ

横田滋さんが亡くなったことが報じられると、多くの人がその死を「申し訳ない」という言葉とともに悼んだ。私もそうだ。 拉致被害者5人が帰国した直後の2002年10月20日、当時の皇后美智子は拉致問題をこう語っている。 「小泉総理の北朝鮮訪問により、一連の…

横田滋さんの逝去によせて5-めぐみさんの「えくぼ」

襟元のブルーリボンはブローチか (千葉県 得重一枝) 9日の『朝日新聞』に載った読者の川柳だが、横田滋さん死去の報に、ながく拉致問題を動かせないでいる日本の政治への不満が噴出している。 多くの政治家が、拉致問題に取り組みますと言って、横田さん夫…

横田滋さんの逝去によせて4-初めての署名活動

自宅玄関前でのめぐみさん 拉致問題を取材した記者たちが、それぞれ横田滋さんの人柄を偲ばせるエピソードを書いている。 「滋さんは、テレビに若い歌手が登場すると、歌が好きだった娘とダブらせ涙をこぼし、風呂で湯船につかって独り泣いている姿も拓也さ…

横田滋さんの逝去によせて3-続「めぐみさん目撃証言」のスクープ

「目に入れても痛くない」ほど可愛い、まだ中学1年、13歳の娘、めぐみさんが突然行方不明になった。 その失踪後の経緯について、滋さんが1999年初頭に書いた文章がある。 滋さんらしい簡潔で抑制された表現ながら、周りの動きとともに滋さんと家族の心境もよ…

横田滋さんの逝去によせて2-「めぐみさん目撃証言」のスクープ

横田滋さんとのさまざまな思い出がよみがえってくる。 10年前、酔いつぶれた滋さんを、札幌から川崎の自宅まで「お届け」したことがあった。 2010年9月、札幌でひらかれた「拉致問題を考える道民集会」で、滋さんと私が講演した。高橋はるみ知事や自治体幹部…

横田滋さんの逝去によせて-覚悟の実名公表

恐れていたことが起きた。 横田滋さんが亡くなった。 https://www.asahi.com/articles/ASN656DSRN65UTIL03G.html 2年前の入院から、だんだん弱っておられると聞いていたので心配していたのだが。 申し訳ないと思う。 国民の一人として、また拉致問題の報道に…

天安門事件31周年を獄中で迎えるジャーナリスト

明け方、地震を体感した。 このごろ、やけに地震が多い気がする。災害に強い国づくり、レジリエンスを、などと掛け声はいいのだが、ちゃんと手をうっているのか。 ちょうど1年前、オーストラリアの田舎町に、2011年2月、東日本大震災の1か月前に襲ったサイク…

「持続化給付金」769億円受注の真相を明らかにせよ

政府のコロナ不況への緊急経済対策として打ち出した目玉事業「持続化給付金」。昨年より収入が減った中小企業等の法人に200万円、フリーランスを含む個人事業主に100万円を上限に現金を支給する制度だ。申請開始後、さまざまなトラブルが発覚しているが、そ…