2014-01-01から1年間の記事一覧

「拉致より遺骨」の北朝鮮

近所からいただいた柿。 柿は最も好きな果物の一つで、家に柿があるというだけでうれしい。 もう10月も終わりか。季節の移ろいは、いつも「いつの間にか」である。 ・・・・・・・ 平壌で行われていた日朝の協議が、2日間の日程を終えてきょう午後6時前…

あの女性工作員とついに会えた

放送予定です。 26日(日)夜22時からのフジTV「Mr.サンデー」で《金賢姫、拉致問題を語る》が放送される予定です。 番組MCの宮根さんが、ソウルで、日本人拉致問題についてじっくり聞きました。 私は、彼女に、衛星写真を見せながら、日本人拉致被害…

日本のユニバーサル・ファッションが海外へ

朝起きして「ユニバーサル・ファッション・フェスタ2014」を六本木に見に行く。 ユニバーサル・デザインは、年齢、性、障害のあるなしにかかわらずみんなが使えることを目指すが「ユニバーサル・ファッション」はその精神をファッションに及ぼしたもの。 紙…

辞任すべき女性閣僚は他にもいる

日曜、よく晴れたので、母親と公園を散歩した。 あれ、桜に似た花が咲いているなと思って、近づくと、「ジュウガツザクラ」の札が幹についている。フユザクラは知っているが、こんな季節に咲くのがあるのか。十月桜は、4月と10月の2回咲くのだという。 秋空…

ファミリーヒストリーと自己肯定感

夜、食事していたら、テレビがついていて、たまたまNHKの「ファミリーヒストリー」(夜10時から)が始まった。 今夜は、名取裕子。ラッキー。大好きな女優なので、じっくり最後まで観た。この番組、通して観たのはたぶん初めて。父方、母方それぞれのご先…

危険な朝日バッシング

もう10月半ばか。 空を見るとたしかに秋らしい雲が・・ 世間は、紅白の司会がどうしたという話題になっている。年末の話をされるとちょっと焦ってくる。今年の残りの日々、もっとがんばらなくては・・と。 ・・・・ 誤報問題での「朝日」叩きは目に余る。 …

立て続けの大型台風来襲

つい先日の大型台風18号につづいて19号が来襲した。 18号が「本州に今年接近した台風のうち最大規模で、関東付近を通過した過去10年の台風の中でも最大級の勢力」だったが、19号はこれをしのぐと言われるから被害が心配だ。台風被害が続くので、いつの…

日朝協議への「方針」はあるのか

北朝鮮が「具体的な調査結果を報告できる段階にはない」が、「平壌に来て特別調査委員会のメンバーに直接会って話を聞いてほしい」として、担当者の訪朝を提案した件。 安倍内閣は、当初、担当者を送る予定でいたが、家族会などの反対で決定を先延ばしした。…

北大生のイスラム国行きの経緯について15日1時更新

はじめにお知らせ。 今夜10時からNHKBS1「ドキュメンタリーWAVE」で弊社制作の番組が放送されます。いまアメリカ中間選挙の争点になっている移民問題です。 「激増する不法入国の子供たち〜揺れ動く米国移民政策の陰で」 http://www.nhk.or.jp/d…

北大生とイスラム国との接点10日10:30更新

横田滋さんがけがをしたというニュースが入った。 滋さんは、川崎市の自宅近くの路上で転倒して前歯を折るなどのけがを負い、救急車で搬送されたという。このため、早紀江さんが兵庫県西宮市で9日午前に開く予定だった講演会は中止となった。 滋さんは、近…

北大生は違ったフィクションに生きたかった9日17時更新

きのうはせわしかった。 早朝5時半に枕元の携帯が鳴った。床についたのが3時過ぎなので眠い!もうろうとして電話に出ると、ある民放局の私の知らない記者だった。ブログを見たという。 「常岡さんと連絡がつかないんですが」。 そりゃそうだ。スマホ、携帯…

常岡浩介さん宅にガサ入れ!7日14時更新

6日の午後、ジャーナリスト常岡浩介さんの自宅に、警視庁のガサ入れがあった。 夕方、携帯電話もメールもつながらないので、おかしいなと思い、自宅に電話を入れると、同居人が「いま、警察が来ています」と小声でいう。なんと、ガサ入れの最中だった。午後…

希望を持ち続ければ奇跡が起きる

夜遅く、Mrサンデーの放送の放送中、バンコクの友人から急な連絡が入った。 タイ在住の名物ジャーナリスト、日下部政三(くさかべ・まさぞう)さんが今朝亡くなったという。(写真) 四半世紀前からの知り合いで、去年、共通のタイ人の友人の葬儀で、10年ぶ…

愛は、あきらめない

番組放送のお知らせ。 あす日曜日よる9時から、私が協力した番組が放送されます。 フジテレビMrサンデー緊急特番の特集「横田夫妻37年の闘いとモンゴルでの5日間」。 日朝協議が行われ、拉致問題解決への期待が高まっているが、横田めぐみさんの両親、滋さ…

オセロゲームの生活

毎朝、通勤の途中、路地を右に折れると、強い香りが漂う。 アベリアの花だ。生垣や植込みなどによく見られる。 この花、もう3カ月くらい、香りを楽しませてくれている。 ・・・・・ ちょっとした気持ちの持ちようで爽やかに暮らせる、そんな技法に「オセロゲ…

調査には時間がかかる嘘っぱち

調査には時間がかかる嘘っぱち (北海道 藤原康男 1日の朝日川柳より)北朝鮮の本領が出てきた。 慎重に調査しているので、まだ結果は出せない。大した情報はないだろうが、わが国まで来て特別調査委員会に会ってみたら、と北朝鮮が言ってきた。拉致被害者ら…

リニア推進の仕方は原発にそっくりだ

はじめて通る道を歩いていたら、ふわーっと甘い香りが降ってきた。 見上げると、金木犀だ。 秋の季語だそうだ。 ・・・・・・・ きのう紹介した本、タイトルがまちがっていました。 正しくは、樫田秀樹『悪夢の超特急〜リニア中央新幹線』(旬報社)。「悪魔…

東京―大阪間20分短縮に5兆円?!リニアの闇

リニア中央新幹線の抱える大問題をずばり突いた本が出版された。 樫田秀樹『悪夢の超特急 リニア中央新幹線』(旬報社、1600円+税)。 リニア新幹線が、これほどとんでもないプロジェクトだったとは・・・読んでいて、義憤と脱力感が交互におそってくる。「…

エボラ感染者が140万人に!

秋の七草のひとつ、萩。 こないだ、かみさんに「秋の七草を言えるか」と聞かれて、四つしか言えなかったので、勉強のためのっけておこう。写真はどこかのサイトに出ていたもの。 ・・・・・・・ エボラ出血熱が感染爆発の様相を呈してきた。 先日は「世界は…

また新たに戦争がはじまった

いつか見た光景乗せ飛ぶトマホーク (東京都 大和田淳雄) イスラム国空爆を詠んだこんな句が今朝の朝日川柳に出ていた。イスラム国をめぐる情勢が世界をゆさぶりはじめた。米国は、シリアでの爆撃を「自衛権の行使」と正当化した。 《米国は23日、中東の…

ついに米国がシリアでの空爆に踏み切った

ケイトウの花。 路地に君臨するように鮮やかに咲いていた。 ・・・・・ ついにシリア領内のイスラム国への爆撃がはじまった。 《米軍は22日(シリア時間23日)、シリア領内でイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対する空爆を友好国と共同で実施…

朝日と吉田清治の共謀関係はあったのか

彼岸花が咲いていた。 暦どおりだ。 この花、葉っぱのない太い茎が地面からニョキっと突っ立ち、そのてっぺんに一つだけ真っ赤な花が咲く。とても変わった花だ。 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれる。 《日本に存在するヒガンバナは全て遺伝的に同一で…

感銘うけたスコットランドの住民投票

スコットランドの独立を問う住民投票、盛り上がりましたね。 結果は、青ざめた英国政府が、必死に懇願してやっと独立阻止。 ワールドカップにはイングランドと別々にエントリーしていたことくらいは知っていたが、住民の独立への意識があれほど高いとは驚き…

イスラム国への対処は、もう手遅れ?

今朝のNHK「週刊ニュース深読み」、深読みコーナーは「いま何が... "イスラム国"勢力拡大のワケ」で、常岡浩介さんが専門家の一人として生出演した。 http://www1.nhk.or.jp/fukayomi/maru/2014/140920.html 《欧米のジャーナリストやNGO活動家を殺害…

米軍、対イスラム国戦闘で地上軍支援も?

14日のMrサンデーで放送された常岡浩介さんのイスラム国潜入特集の反響は大きかった。 スクープで番組に貢献したとの趣旨で、きょう、フジテレビから「局長賞」が授与されることになり、私も常岡さんに付き添っていった。こういうの、フジテレビははやい。…

こちらには十五連覇の吉田あり

家から駅までだけでも、道端に見る植物は多彩だ。そして、ほとんどの名前を知らない。 この紫の花はよく見る園芸種なのに知らなかったので、写真に撮ってかみさんに見せたら、ただちに「トラノオでしょ」という。 たしかに「花虎の尾」だった。うちのかみさ…

日本人ジャーナリストがみたイスラム国

ゆうべの常岡浩介さんの「イスラム国」潜入ルポは、緊急特集だった。 金曜夜中に常岡さんが帰国して、そこから編集作業開始。私は別の取材で韓国にいたので放送日のきのうだけかかわった。 実は、きのうは山形で父親の3回忌をやっていたのだが、喪主なのに法…

ソウルには今も黄色いリボンが

急な出張で1泊でソウルへ行き、ゆうべ遅く帰国した。 韓国に最後に行ったのは、国宝、南大門が放火されて燃えた2008年だったから、もう6年ぶりになる。 とても面白い取材ができ、またながい付き合いの友人とも再会できて、いい旅だった。 ソウル市庁舎前の広…

自殺したのは原発事故の影響が「8割」

今夜はトウモロコシご飯だった。 甘くてうまい。おかずがいらないくらい。 トウモロコシ飯というと北朝鮮だが、あちらで食べているのは日本の甘くて柔らかいものとは全く違う。 山梨学院大学の宮塚利雄教授にお供して中朝国境に行ったとき、トウモロコシ飯と…

元論説委員が従軍慰安婦誤報の「犯人」を指した

いわゆる従軍慰安婦報道の検証によって、朝日新聞が過去の記事の一部を誤報と認め取り消した。 ところが、これで朝日批判はさらに炎上。朝日新聞は、すさまじい批判の嵐のなかにある。 連続追及キャンペーン中の週刊文春が「朝日新聞の断末魔」、週刊新潮は…