2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

イラク侵攻に使われたウソ4−グリーンゾーン

ICCへの付託が可決された。 《国連安全保障理事会は26日、リビア情勢について非公開会合を開き、多数の死傷者が出ているデモの武力弾圧は人道犯罪にあたるとして、国際刑事裁判所(ICC)に捜査を付託することや、最高指導者カダフィ大佐の資産凍結や…

リビア改革への期待と狂犬

2007年8月から9月にかけて、リビアを取材した。 カダフィに10回会ったというジャーナリスト平田伊都子さんに案内と通訳をお願いし、旧知のカメラマン井上晃さんと3人で、9月1日の革命記念日のプレスツアーに申し込んだのだった。 http://d.hatena.ne.jp/taka…

カダフィの末路と北朝鮮2

テレビで見た首都トリポリ(とされる)映像には、銃撃の音のなかを人々が逃げ惑う姿が映っていた。 事態がここまできてもカダフィは徹底抗戦を呼号する。廃棄作業が遅れている化学兵器が10トンほど残っているというから心配になる。 《反政府勢力と治安部隊…

カダフィの末路と北朝鮮

風前の灯のリビア体制だが、大量の犠牲者が出るかもしれない。 《反体制派による首都包囲網が狭まりつつあるリビアで24日、最高指導者カダフィ大佐を支持する政権側の部隊が反撃に転じ、多数の死傷者が出ている模様だ。政権側が大規模な軍部隊を配置したと…

イラク侵攻に使われたウソ3

《反体制デモの武力弾圧への批判が拡大、国際的孤立が深まったリビアの最高指導者カダフィ大佐は22日、国営テレビで演説し「私はリビアを去らない。殉教者としてこの地で死ぬ」と退陣要求をあらためて拒否した。支持者にはデモ隊と戦うよう指示、中国で民…

危機に立つリビア体制

リビアが大荒れだ。 《人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は20日、リビアの反政府デモによる死者が少なくとも233人に上っていると明らかにした。同国第2の都市ベンガジでは、デモ隊と治安部隊の激しい衝突で多数の死者が出たと伝えられている。…

イラク侵攻に使われたウソ2

フセイン政権の大量破壊兵器疑惑の証人だったイラク人亡命者、ジャナビ氏(写真)がウソをついていたことを認めた記事が、波紋を広げている。 英紙「ガーディアン」の続報によれば、コリン・パエウル元国務長官の首席補佐官だったローレンス・ウィルカーソン…

イラク侵攻に使われたウソ

イラク侵攻の理由に挙げられたのは、大量破壊兵器に関する情報だった。 だが、それはでっち上げだったと情報提供者自身が認めた。 《【2月16日 AFP】英紙ガーディアンは15日、米国が2003年のイラク攻撃を正当化する根拠とした大量破壊兵器(WMD)に関する情…

くじけないで・・

10日は、「報道ステーション」に、ミリオンセラーの詩集『くじけないで』を出した柴田トヨさん(99歳)が登場した。 苦労した人生だったらしいが、今は、くじけそうになっている人に、自分の詩を読んでほしいという。詩を書きはじめたのはなんと90歳を過ぎて…

大相撲の八百長問題によせて

2月4日は、後楽園ホールに、プロレスラー安田忠夫の引退興行を見に行った。 安田は、大相撲の元小結で、転向して新日本プロレスに所属、チャンピオンにもなった男だが、ギャンブル狂で「借金王」と言われ、自殺未遂まで引き起こした。このままではいけないと…