2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

覚りへの道17−内面のレベル

選挙で野党が多数を取っての、まともな政権交代だ。テレビの開票番組を観ながら、娘に「きょうは歴史的な日になるよ。覚えておきなさい」と言った。日本人が投票で政権を取り替えられることを経験したわけで、この結果は取りあえず良かったと思う。 テレビで…

中村哲医師とアフガン4

酒を飲みながら選挙報道を観る。政権交代が実現してよかった。 ジン・ネットのADがフジの片山さつき密着をやっているので、フジを中心にみていた。片山さつきがいくら土下座しても、選挙民をバカにしているのが顔に出ている。映像は恐ろしいもので、人格が…

中村哲医師とアフガン3

《お陰さまをもちまして、東京11区の選挙戦は終了しました。メディアでは苦戦とも書かれていますが、実際に街頭に出ると若いボランティアの面々が、「これで当選できなかったら人間不信に陥ります」というほどの圧倒的な反応がありました。ご声援ありがとう…

中村哲医師とアフガン2

アフガンでの米軍を中心とする外国軍の死傷者はどんどん増えている。 《オバマ米政権がテロとの戦いの最前線に位置付けるアフガニスタンの戦況が一段と悪化している。米軍など外国軍の2009年の死者数は25日に296人となり、ブッシュ前政権の01年のアフガン攻…

中村哲医師とアフガン

アフガンの選挙はまだ集計作業が続いている。 《これまでに集計した約52万4000票(開票率約10%)のうち、カルザイ候補が41%、アブドラ候補が39%を獲得した。選管は結果について毎日最新情報を発表すると確約したが、最終結果が判明するのは9…

金大中氏の葬儀によせて

家のそばでイモムシを見た。パセリの葉についていた。あまりに色鮮やかで美しいので写真を撮る。後で調べたら「キアゲハ」の幼虫らしい。これが蝶々になるというのは理屈では分かっていても不思議である。同じ蝶でも種類によって幼虫の好みが違うというのも…

先が見えないアフガン2

先日、知り合いから手紙が届いた。その冒頭、季節の挨拶はこうだった。 《熱暑がないまま立秋を迎えた今、滞納した税金を納める様に蝉がかまびすしく鳴いていますが、夜になると虫の音が聞こえ始めています》 そのとおりだ。「滞納した税金を納めるように」…

先が見えないアフガン1

20日がアフガンの大統領選挙投票日で、ここ数日、新聞・テレビではアフガン特集が組まれている。一言でいえば今の状況は非常にあやうく、心配である。 どの調査をみても、タリバンの力が復活したこと、治安が悪化していること、中央政府のコントロールが弱ま…

「先の大戦」でいいのか?

きのう17日は私の夏休み。 早い時間帯からテレビをつけて、珍しく「鶴瓶の家族に乾杯」を観た。スペシャル編で台湾・台南が舞台だった。 この地の「こんちには」の挨拶は《ジャッパーボエ》だという。「ご飯食べたか?」の意味。以前、東南アジアの挨拶は…

戦争をふりかえる

13日の夜、ジン・ネットでささやかな暑気払いをやったのだが、そこにバクパイプを持って加藤健二郎さんが来た。http://d.hatena.ne.jp/takase22/20090730 最近は結婚式や老人ホームなど呼ばれる場所も多様化しているとのことで、スコットランドの曲のほか、…

「新聞が消えた日」3

最近のニュースから。 《インタファクス通信によると、ロシア南部チェチェン共和国の首都グロズヌイで11日、地元人権団体「世代を救う」の女性活動家ザレマ・サドゥラエワさんと夫が射殺体で発見された。 チェチェンでは、グロズヌイで活動していた人権団…

「新聞が消えた日」2

いま日本では若者が都会にアパートを借りて一人暮らしを始めるとき、ほとんどが新聞を取らないという。さらに、テレビを部屋に置かない人が多数派らしい。 これはメディアの凋落ぶりを象徴するものだが、アメリカで次々に新聞が破綻しているのも、単に不況の…

「新聞が消えた日」1

プランターでゴーヤを植えている。 実を採らないでいるとダイダイ色になって、ある日写真のようにパンとはじけ、真っ赤な小さい種を撒き散らした。種はプルプルした膜で覆われており、口に入れたら甘い。実は苦いのに。身近な野菜についても、知らないことが…

「つかみ取り」される補正予算

私たちの周りでは、「金がない」という声ばかりなのだが、それをよそに、無駄な金がおかしなところにばらまかれているらしい。 以下は、小学校の校長をしている友人が送ってきた通信の一部だ。固有名詞は控えるが、自然豊かな山形の田舎の小さな学校である。…

エノラ・ゲイ反転疑惑

3日(月)の「報道ステーション」の特集「広島 原爆投下から64年〜なぜ警戒警報は鳴らなかったのか」は見ごたえがあった。 8月6日、広島。警戒・空襲警報が《7時31分には解除され、人々は生活の営みを開始した。その40分後、3機の米軍機が来襲し…

アキノ元大統領が死去

フィリピンのアキノ元大統領が死亡した。 《結腸がんで闘病中のフィリピンのコラソン・アキノ元大統領が1日早朝、マニラ首都圏マカティ市の病院で死亡した。76歳だった。「ピープルパワー」と呼ばれる民衆の力で86年2月、20年以上続いたマルコス独裁…

花と兵隊

「花と兵隊」というドキュメンタリー映画が8月8日から封切りになる。 http://www.hanatoheitai.jp/ 以下は、毎日新聞29日夕刊に出た監督と映画の紹介記事。 《太平洋戦争後、日本に戻らずタイやビルマ(現ミャンマー)に残った元日本兵6人の晩年を記録した…